多治見市の土岐川観察館で、金色のアカザを見せてもらいました。アカザというのは、10センチ程度の小さなナマズの仲間です。小さくてもナマズなので、ちゃんとヒゲがあります。上の写真に2匹写っていますが、右の方が普通のアカザです。左の方は右に比べて薄い色をしていますね。理由は分かりませんが、白く変化したとても珍しい個体です。目が黒いので完全なアルビノではないそうです。
近くでよく見ると金色に見えます。そもそもアカザは絶滅危惧種で、出会える機会も少ないそうです。さらに白化した個体はめったにいそうにありません。だから出会えるのは宝くじに当たる確率ぐらいかもしれません。この魚に出会ったことで、もしかして金運が上がるかもしれませんね。皆さんもぜひ、土岐川観察館に金色のアカザを見に行ってください。 土岐川は、名古屋市内を流れる庄内川の上流部の呼び名です。庄内川は都市河川で、決して綺麗な川とは言えません。ですが、上流部にはアカザ、ネコギギといった清流に棲む貴重種がいます。絶滅してしまわないように大切にしたいです。