道路脇のアスファルトの隙間にスミレ(属名ではなく種名のスミレ)が咲いていました。アリに運ばれた種(アリの大好きなエライオソームという甘い部分があります)が発芽したのかもしれません。アスファルトの隙間は、暖かく、水も流れ込みやすいので、発育に適した環境なのでしょう。さて、上の写真の奥の方に、同じくアスファルトの隙間から生えているすみれが写っていますよね。それを近寄って撮ったのが下の写真になります。
花の色が白いですね。でも上のスミレと葉の形がそっくりです。白花のスミレがあるのかと思って図鑑を調べると、こちらはアリアケスミレという別の種類であることが分かりました。実際に白花のスミレ(シロスミレ)もあるようですが、これは違います。葉の形が同じでも、アリアケスミレの方が全体に葉が多いようです。また花の上まで葉が伸びています。
同じ場所に生えていても色々な種類のスミレが咲いているのですね。