写真に写っている昆虫の触角を見てください。体の5倍位の長さがあります。こんなので飛べるのかと思いますが、器用にフワフワと飛んでいました。図鑑では名前が分からず、ネットで「触角が長い」で調べたら、すぐに分かりました。クロハネシロヒゲナガという蛾の仲間でした。「黒(クロ)い翅(ハネ)で白(シロ)い髭(ヒゲ)が長(ナガ)い」という意味で、見たまんまを表現した名前です(覚えやすい!)。オスの方がメスより触角が長くて、写真に写っているのはオスです。どうして触角がこんなに長いのかは分かりませんが、不思議な形態をした昆虫がいるのものですね。
クロハネといいますが、翅が赤っぽく見える個体もいました。