今日一日の散歩で、何種類もの昆虫の擬態に出会いました。どれもなるほどと思わせる工夫で、色々なものを真似ていました。
トップバッターは上のオジロアシナガゾウムシ。何に擬態してると思いますか?そう、鳥の糞です。本物の鳥の糞だったら鳥も食べようとしないから、それを真似て身を守るために擬態しているのでしょう。これは賢い!
二番手はナナフシモドキ。明らかに枝に擬態しています。これは、鳥に見つからないように隠れているのでしょう。一度見つけてしまうと、不自然な隠れ方ですが、じっとしていると鳥には見つからないのかもしれません。
三番手はイタドリハムシ。隠れていないって?逆に目立っています。実はこれはテントウムシに擬態しているのです。下の写真は本物のテントウムシ(ヒメカメノコテントウ)ですが、そっくりですよね。テントウムシは苦くて鳥が食べないそうです。それを真似ることで、鳥から身を守っているのですね。
最後のこれは、何か分かりますか?ゴミを背負ったクサカゲロウの幼虫です。右に牙のようなものが見えていますが、これが頭。この牙でアブラムシを襲って食べます。背中に背負っているのは、やはり食べかすなどのゴミだそうです。ところで、これは何に擬態しているのかな?よく分かりませんでした。