枯れたオギに、エナガをはじめ、メジロ、シジュウカラが集まり、しきりに茎をつついていました。BIRDER2月号に、エナガが「ほかの鳥と同じく、ヨシの茎の中にいるカイガラムシを食べるために飛来する」と紹介されていたので、オギにもカイガラムシが付いていて、それを食べているのだろうと予想していました。そしてついにその証拠を見つけました。上の写真で、エナガの嘴の先のオギの茎に、白いものが付いているのが見えます。そして下の写真のように、その白いものを嘴で剥がしました。この白いものがカイガラムシに違いありません。(川の中に生えているオギなので確かめることはできないのですが)
【2022.1.30追記】
カイガラムシを食べているもっと鮮明な写真が撮れました。
【2022.2.5追記】
シジュウカラ、メジロもカイガラムシを食べにきます。
【2022.2.23追記】
カイガラムシを食べるには、オギの茎の皮を一枚めくる必要があります。その皮をめくるのは、どうもエナガが得意みたいです。だから、エナガが皮をめくった後に、メジロがやって来て、エナガが見つけたカイガラムシを横取りする様子を何度か見かけました。エナガは体が小さいので、エナガに圧倒されてその場を立ち去ります。いつも仲良く一緒にいるように見えて、メジロがエナガを利用しているかもしれません。