桜の花を吸密する生きものというと、メジロ、ヒヨドリ、スズメといった鳥が最初に思い出されます。蜜蜂が集まってくることもあります。ところが、蝶が吸密しているのを見たことがありませんでした。それが昨日のウォーキングで、満開の桜に蝶が吸密しているところを2ヶ所で見かけました。今まで見ていなかったというのは、実はちゃんと見ていなかったのかもしれません。
最初はルリタテハです。ルリタテハは樹液を吸っているイメージがあって、花の蜜を吸ってるのをみたのは初めてです。時々開く翅から見える青い紋が、陽射しで光って宝石のようでした。
次はギフチョウです。ギフチョウを見ることも滅多にないのですが、なんと桜を吸密しているところに出会ってビックリ。突然の出現に緊張して、ピンボケの写真をいっぱい撮ってしまいました。
落ち着いて、地面に止まっているギフチョウを撮りました。早春のまだ肌寒い時期に現れる蝶だけあって、体が毛で覆われています。