星のかけら ブログ

岐阜県東濃地方を中心に鳥や虫などを観察しています。私たちのまわりには不思議がいっぱい散らばっています。虫嫌いな人はごめんなさい。たまに可愛い芋虫も出てきます。

トンボじゃないよ〜ツノトンボ、ヘビトンボ

見た目はトンボ、でも蝶のような触角がある、そんな昆虫に会いました。なんだこれ?っと思いましたが、世の中便利なもので「トンボ、触角」でネット検索するとすぐに分かってしまいました。アミメカゲロウ目のツノトンボという昆虫でした。ウスバカゲロウに近い仲間だそうです。角があるトンボという意味の名前で、すぐに覚えられました。

こちらはトンボとは少し見た目が違いますが、名前にトンボが付く、ヘビトンボです。翅を広げるとトンボに見えるのかも知れませんが、飛んでいるところを見たことがありません。ヘビが付いているのは、噛みつかれるとすごく痛いからだそうです。捕まえない方がよさそうですね。見た目怖そうですが、翅の黄色い斑紋がとても綺麗です。

ヘビトンボの幼虫と卵塊も載せておきます。幼虫は清流にしかいません。つまりヘビトンボを見たら、その川は綺麗な証拠だと言われています。幼虫も噛みつくので要注意です。

ヘビトンボの幼虫

ヘビトンボの卵塊

 

昔テレビで、長野県の伊那谷でヘビトンボの幼虫をザザムシといって食べているのを見ました。今はどうなんだろうと思ってネットで調べたら、なんと今でもザザムシ漁が行われていました。地元の人だけが楽しめる珍味なんですね。

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