朝、玄関を出ると、天井にヤンマのようなトンボが止まっていました。普段見るトンボにはない,ちょっとした違和感がありました。腹の付け根が膨れているのと、尾の先に薔薇のトゲのような突起物があります。夕方家に帰ってきてから名前を調べて見たら、ハネビロエゾトンボというエゾトンボの仲間でした。エゾトンボの仲間を見るのも初めてでしたが、これは環境省の絶滅危惧Ⅱ類にも指定されていて滅多に見ることが出来ないトンボでした。どうしてこんな住宅地にいたのでしょう?!
尾先のトゲのようなものは、産卵弁といって、産卵の時に何かに突き刺すために使うみたいです(でも何に突き刺すのかはよく分かりませんでした)。そう、このトンボはメスということです。
もう二度と会うことはないかもしれませんが、一度でも会えて幸せでした!