セセリチョウの幼虫の巣作りに出会いました。小学館のいもむし図鑑によると、コチャバネセセリの幼虫のようです(成虫の写真は後ほど)。口から吐いた糸を使って、器用にササの葉を折り曲げていました。
一本の糸は見えないくらい細くて、何度も何度も頭を振りながら糸を重ねて太くしていきます。同じ所に100回くらい糸を張ったかもしれません。そして幅がだんだん狭まっていきます。
一週間後の巣の様子です。筒状になっていました。上下は開いていますが、横は完全に閉じられています。上から中を覗くと、ちゃんと幼虫がいました。あれっ?葉の根元の方が真ん中の葉脈だけを残して綺麗に食べられています。ササの葉が巣であり、餌にもなっているみたいです。職住?いや食住接近ですね。
こちらは7月に見た成虫のコチャバネセセリです。お洒落な色をしています。
糸の吐き始めから、見えて来るまでの動画です。最初は糸が見えませんが、だんだん見えて来るようになりますよ。