秋の渡りの季節だけに見られるヒタキの仲間に、関西(私も旅の途中)で出会いました。ヒタキの仲間はみんな、目が真ん丸で可愛いですね。
【エゾビタキ】兵庫県にて
シベリアからフィリピンへ移動中のエゾビタキです。1羽で、畑の竹の支柱に止まっていました。支柱を行き来しながら、餌を探しているようでした。次の日も会えるかなと同じ場所を訪ねてみましたが、もういませんでした。もう南に旅立っていったのかな。元気でね!

初めて見たので、サメビタキやコサメビタキとの違いがよく分からなかったのですが、ネットの画像を見たりして、エゾビタキと判断しました。間違っていないですよね?
【ノビタキ】兵庫県にて
上のサメビタキは早朝に見たのですが、夕方、全く同じ場所にノビタキが来ました。ノビタキは夏鳥として東日本で繁殖しますが、西日本では渡りの季節にしか見られません。ですから、こちらも渡りの途中ですね。

ノビタキは、オスが黒っぽいので、こちらはメスですね。同じヒタキでも、エゾビタキは雌雄同色なので、雌雄の色の違いとかはどうやって決まるのでしょうか。
【コサメビタキ】大阪、服部緑地にて
偶然にも渡り途中のヒタキ2種に出会ったので、コサメビタキにも会いたくなって、大阪の服部緑地にも出かけました。するとちゃんといてくれました。目立った色はありませんが、小さくてとても可愛い鳥でした。木に止まっていたのですが、突然地面すれすれのところでしばらくホバリングして、また木の枝に戻っていきました。これがヒタキの英語名になっているflycatcher(ハエ取り)の由来になった行動ですね。

