星のかけら ブログ

岐阜県東濃地方を中心に鳥や虫などを観察しています。私たちのまわりには不思議がいっぱい散らばっています。虫嫌いな人はごめんなさい。たまに可愛い芋虫も出てきます。

花に集まる蛾たち〜ワタヘリクロノメイガ 、エゾギクキンウワバ、シロオビノメイガ、ヒメシロノメイガ、シロモンノメイガ

セイタカアワダチソウの花が盛りを終えて、残る花はキダチコンギクとコセンダングサ(どちらも帰化種)ばかりとなってきました。キタキチョウはコセンダングサに集まり、キダチコンギクには、アブの仲間の他に、蛾の仲間が集まっていました。

昼間に蛾?花に?と思われたかもしれませんが、昼間に飛ぶ蛾もいるし、花の蜜を吸うのも普通だということを、最近知りました。蝶と蛾の区別はそれほど曖昧です。

 

【ワタヘリクロノメイガ】

翅の中央が透明感のある銀色に見えました。光が当たるととても綺麗です。翅の模様と体の模様が連続しているのも不思議です。それに尾の先のブラシのような毛の房、これはなんでしょう?

【エゾギクキンウワバ】

飛びながら蜜を吸っていたので、ホウジャクの仲間かと思ったのですが、ウワバというあまり聞かない蛾の仲間でした。ウワバは「上羽」と書くのですが、前翅の模様に特徴があることに由来します。確かに前翅のシックな模様が綺麗ですね。逆に後翅の模様に特徴があるシタバという蛾の仲間もいます。

【シロオビノメイガ】

沢山飛んでいました。白い帯の模様が、光に当たると銀色だったり青白く見えたりして、こちらも綺麗でした。

(2024.11.3追記)

【ヒメシロノメイガ】

体、脚、触角が真っ白の蛾です。翅も白くて、淡い模様があります。これもまた綺麗な蛾です。

(2024.11.4追記)

【シロモンノメイガ】

また増えました。黒地に白の水玉模様です。1回見ると忘れない模様ですね。