先週も紹介しましたが、今週の散歩でもシジミチョウの仲間のコツバメがたくさん飛んでいました。止まっているときは、褐色の裏面しか見えませんが、飛んでいるときは表面のルリ色が見られて綺麗な蝶です(止まっているときは絶対翅を広げてくれません)。観察していると面白い習性が見られたので、紹介します。
桜の蜜を吸っているコツバメです。早春に現れる蝶ならではの風景ですね。他の蝶ではなかなか見られません。

分かりにくいかもしれませんが、体を傾けて止まっています。コツバメは、太陽光線をたくさん浴びられるように、翅の片面を太陽の方に向ける変わった習性があります。早春はまだ寒い日もあるので、このように進化したのでしょう。タテハのように翅を広げて止まれば良いと思うのですが、そこはシジミチョウだから出来ないのかもしれません。

コツバメのメスが腹の先端を葉に何度も押しつけて、産卵をしているようでした。これは卵を見られるかもと期待したのですが、後から葉を観察したら、何も付いていません。これは食草のアセビでもないし、おかしいと思ったのです。でも仕草は産卵しているように見えました。ネットで調べたら、シジミチョウは、疑似産卵というのをするそうです(詳しくは書かれていませんでしたが)。産卵の練習かな?まだまだ知らないことがあります。

先ほど、食草がアセビと書きましたが、アセビには毒があり、動物は絶対食べません。しかも昔は殺虫剤としても利用されていたそうです。その葉を幼虫が食べるというのも不思議です。