星のかけら ブログ

岐阜県東濃地方を中心に鳥や虫などを観察しています。私たちのまわりには不思議がいっぱい散らばっています。虫嫌いな人はごめんなさい。たまに可愛い芋虫も出てきます。

花の戦略?(2)〜コバノミツバツツジとクマバチ

今日の散歩では、コバノミツバツツジが満開でした。ミツバツツジにはたくさんの種類があるのですが、ここ東濃地方では、ほとんどがコバノミツバツツジです。その特徴は、雄しべが10本(よく見ると7本のものもある)ことで、他のミツバツツジは5本です。そして、下の写真を見てもらうとわかるように、10本の長さがまちまちで、短いものから雌しべと同じぐらい長いものまであります。どうして本数が多いのか、また長さがまちまちなのか、不思議に思っていました。

 

今日、その謎が解けたような気がします。コバノミツバツツジにクマバチが蜜を吸いに来ていました。長い雄しべに足をかけて止まりました。長い雄しべの花粉はクマバチの体の上側や後ろ足に付き、短い雄しべの花粉は体の下側や前足に付きます。だから、クマバチの体全体にまんべんなく花粉が付いています。

クマバチが見られる時期と、コバノミツバツツジが咲く時期が一致しているし、これはクマバチに受粉を助けてもらっているなと思いました。そして、クマバチの体に花粉がいっぱい付くように、雄しべの数を増やしたり、長さを変えたりしているのでしょう。

 

一方、ミツバチも来ていたのですが・・・

横入りで、受粉には役立っていないようでした。これは蜜泥棒ですね。