星のかけら ブログ

岐阜県東濃地方を中心に鳥や虫などを観察しています。私たちのまわりには不思議がいっぱい散らばっています。虫嫌いな人はごめんなさい。たまに可愛い芋虫も出てきます。

中古?新築?〜イワツバメ

朝の散歩中に、イワツバメが巣作りを始めた徴候を見つけました。橋の上から河原を覗くと、イワツバメが群れになって泥を集めているのを見つけたのです。泥を運んでいる先は、ちょうど私が立っている橋の下です。

一旦家に帰り、望遠レンズが付いたカメラを持って、橋の下をのぞきに行きました。普段なら水が流れていて、そこにはたどり着けないのですが、今は渇水で橋の真下まで歩いていくことができました。

イワツバメの巣を初めて見たのですが、集合住宅のように綺麗に並んでいました。巣の最上部は、天井スレスレまであって、天井との狭い隙間からイワツバメが出入りをしていました。戦国時代の山城じゃないですが、これは鉄壁の守りだと思いました。これではカラスも猛禽も雛を襲えないでしょう。

どうも、どの巣にもすでにイワツバメが入っていて、すでに入居済みのようでした。

すぐ横のブロックでは、入居済みの中古物件の横で、巣を新築しているイワツバメがいました。この子たちが泥を運んでいたのですね。春に渡って来たときに、どうやって入る巣が決まるのでしょう?まさか早い者勝ちで、あぶれた子が巣を新築するわけではないと思うのですが。

取ってきた泥を貼り付け、下側から徐々に大きくしています。黒く見える泥が、今日付けた泥でしょう。普通のツバメより巣が大きいので、完成まで時間がかかりそうです。

そこにもう1羽が泥を持ってやって来ました。この2羽がつがいでしょう。

そして泥を置いて飛んで行きました。そうか、1羽が泥を運んで、1羽が巣を作る、分業体制ができているんだ!すごい!その方が効率がよいかも。

泥を集めているイワツバメを見ていると、泥だけでなく、写真左のイワツバメのように枯れ草を運んでいる子もいました。そうか、巣は枯れ草と泥を混ぜて強くするのですね。昔の土壁と同じです。


イワツバメが橋の下に巣を作るようになったのは、最近のようです。本来は海岸や山の岩壁に作っていたそうです(だから岩ツバメ)。それが繁殖に適した人工物を見つけて、移住してきたのでしょう。ハヤブサやイソヒヨドリと一緒ですね。