ヒメタイコウチやオタマジャクシを見た水たまりの周りはいつも湿気ていて、食虫植物のモウセンゴケが生えています。名前にコケが付いていますが、苔の仲間ではありません。そのモウセンゴケが綺麗なピンク色の花を咲かせました。

とっても可愛い花です。

葉にはネバネバした粘毛があって、これで小さな虫を捕まえて栄養にしているそうです。実際に小さな虫がくっついていました。

さて、このモウセンゴケの正式な種名ですが、「トウカイコモウセンゴケ」だと思います。東海地方を中心に局所的に分布しており、「モウセンゴケ」と「コモウセンゴケ」の雑種が起源とされ、両者の中間的な形態を持つといわれています。
近くの湿地には、別の種類のモウセンゴケが生えています(下の写真)。こちらは「モウセンゴケ」という名前の種で、葉の形が異なり(葉柄が長くて上に立ち上がっています)、花が咲くと白いので、違いがはっきりと分かります。

一方、トウカイコモウセンゴケはコモウセンゴケによく似ているそうですが、下の論文を読んで粘毛の生え方や托葉を調べてみたところ、今日見たのはトウカイコモウセンゴケと判断しました。となると、コモウセンゴケも見てみたいのですが...。
【2025.6.13追記】
今日再び訪れると、トウカイコモウセンゴケの花が満開になっていました。
