昨日、下の写真のような池の縁を観察していたら、意外な虫たちが現れました。一見、何もいなさそうな場所でも、不思議な生態系がありそうです。

まずはこの虫。大きさは7ミリくらいで、とても小さいです。コマユバチの翅を取った感じです。図鑑を見ても名前は分からず、インターネットでやっとナミフタホシメダカハネカクシと分かりました。ハネカクシというと、前翅が小さく、その中に後翅が細かく折りたたまれて隠れていているという変わり者の虫です。このハネカクシは、前翅の所に黄色い紋があって、お洒落なところもあります。

こちらもメダカハネカクシの仲間だと思いますが、黄色の紋がないので、別の種類かもしれません。(メダカハネカクシ属だけで日本に250種いるそうです)なんと水の上をスイスイ走っていました。Wikipediaには、「尾端から界面活性剤を分泌し、体の前後の表面張力の差を利用して滑るように水面を移動するものがあることが知られている。」と書いてありました。これまたすごい能力です。まだまだ知らない虫がいます。

こちらのサイトで名前が分かりました。
続いて、こちら。ピョーンと飛び跳ねたので、バッタの仲間だと思います。こちらも5ミリぐらいの小ささです。
でもどうして水の中にいるのでしょう?こちらも図鑑ではなかなか分からず、インターネットで調べました。湿地に住むヒシバッタの仲間、例えばヒメヒシバッタではないかと思います。でもあまり詳しい情報は得られませんでした。たぶんトゲヒシバッタと同じように水辺の藻などを食べているのかもしれません。

このような浅い水辺は、意外と他の生き物との干渉が少なく、安全なのかもしれません。また面白い世界を見つけました。
【2025.12.6追記】
先週見たヒシバッタをもう一度観察に行きました。
そうすると、翅の長いヒシバッタを見つけました(体長約7mm)。トゲヒシバッタかと思ったのですが、胸部にトゲがないので、ヒメヒシバッタと判断しました。。判断材料は NPO法人こどもとむしの会の資料です(下のURL)。
https://www.konchukan.net/pdf/hyogo_no_batta/hyogo_no_batta_tetrigidae.pdf

同じ場所にいたこちら(体長約3mm)は、幼生と思います(先週見たのも)。

水辺で生活しているバッタがいるとは思いませんでした。昆虫界は奥が深いです。
【2025.12.7追加】
ナミフタホシメダカハネカクシが、水に浮いている写真が撮れました。アメンボやハシリグモが、足を広げて水の上に浮いていますが、このハネカクシ、足を広げなくても完全に水に浮いています。どんな原理なんでしょう。不思議でなりません。
