毎年、4月に入ると訪れる山があります。ある花に会うためです。一つは、ヒロハノアマナ(写真上)、山に咲く野生のチューリップです。もう一つはミノコバイモ(写真下)です。
どちらも絶滅危惧種に指定されていて、数が減っています。いつも訪れる場所でも、50メートル四方の限られた場所にだけ一緒に生育しています。だから土砂崩れなどで、この生育場所もなくなってしまうかもしれません。今年は、ヒロハノアマナが以前より多く咲いていたので、安心しました。ミノコバイモは10株くらいしか見つけられず、こちらは少し心配です。