星のかけら ブログ

岐阜県東濃地方を中心に鳥や虫などを観察しています。私たちのまわりには不思議がいっぱい散らばっています。虫嫌いな人はごめんなさい。たまに可愛い芋虫も出てきます。

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

初めて知ったヒメバチの種多様性〜シロスジヒメバチほか

himebati.jimdofree.com 上のサイトにあるように、寄生バチであるヒメバチは、見つかっているだけで世界で2万種以上、日本でも1,000種以上いる、節足動物の中で最大級の種多様性を持つハチの仲間です。まだ研究が十分に進んでおらず、最終的に日本では3,000…

冬鳥到来〜ジョウビタキ

今年も冬鳥がいつ渡ってくるのか楽しみにしていました。毎週通っている公園で、最初に出会った冬鳥がジョウビタキでした。ヒーヒーと高い声で鳴くので、すぐに気が付きます。それに突然目立つところに現れるので、写真の被写体としても最適です。 今朝、隣家…

秋咲きの桜〜シキザクラ

秋桜と書いてコスモスと呼びますが、本当に秋に咲く桜があることをご存じでしょうか。東海地方では、シキザクラ(四季桜)と呼ばれる秋に咲く桜が、公園などでよく見られます。豊田市小原村には四季桜が一面に咲く場所があって、観光地にもなっています。上…

弱肉強食?〜オオカマキリとコカマキリ

最近までカマキリの種類を意識することはありませんでした。カマキリはみんな同じ形をしていて、分類が難しそうだったからです。でも、上の写真を撮ったことで、2種類のカマキリを分類できるようになりました。そう、緑色のカマキリが茶色いカマキリを食べ…

秋のおすそわけ〜野生の山栗

いつもの散歩で、山栗を拾いました。山栗は、野生のクリのことで、柴栗とも呼ばれます。栽培されているクリに比べて、実が半分くらいの大きさですが、栗の味が濃縮されていて、美味しく食べられます。 散歩している道は車が通らない舗装道なので、栗の実が拾…

秋の渡り(2)〜ノビタキ

職場の草地で2羽のノビタキに会いました。色の濃い雄(写真上)と色の薄い雌(写真下)です。雄は、頭も羽も黒くなく、すっかり褐色の冬羽になっています。雌雄が一緒にいたのでカップルに見えましたが、繁殖期ではないので、たまたまだったのかもしれません…

秋の渡り(1)〜コシアカツバメ

朝起きると、家の前の電線に百羽単位のコシアカツバメが止まっていました。これから南に渡っていく集団だとすぐに分かりました。しばらく見ていると、この集団が一斉に飛び立ち、上空を埋め尽くしました。あまりの数の多さに圧倒されましたが、あっというま…