星のかけら ブログ

岐阜県東濃地方を中心に鳥や虫などを観察しています。私たちのまわりには不思議がいっぱい散らばっています。虫嫌いな人はごめんなさい。たまに可愛い芋虫も出てきます。

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

小さな猛禽〜チョウゲンボウの幼鳥

上の写真は、チョウゲンボウの幼鳥です。意外に小さく、ハトぐらいの大きさです。近所のスーパーの屋上で繁殖したらしく、今、巣立ちした数羽の幼鳥が周りを飛び回っています。上の写真のときは、川で餌を探しているようでしたが、何を探しているのかはわか…

おおきく なあれ〜ナナフシモドキの脱皮

小さなナナフシモドキに出会いました。モドキがつきますが、立派なナナフシの仲間です。いつもと違って、踊るように体を震わせています。いつもおとなしく動かないのに。 しばらく目を離していると、体が奇妙な形に変わっていました。えっ、えっ?顔の部分が…

大家族〜カルガモの親子

カルガモの親子に出会いました。それも子供が9羽もいます。今まで見たカルガモの家族では一番多い数です。カルガモの子供の生存率はそんなに高くないと聞きます。全滅することもあるそうです。ネコなど肉食の動物、カラス、猛禽類などに捕まるからです。この…

珍客あらわる(再)〜コミズムシ

一昨日、コシマゲンゴロウがベランダのボールから飛び立っていったと思ったら、今朝また、メダカの稚魚用のボールに、見たことがない昆虫が泳いでいました。後ろ脚がオールのようになっていて、体型はマツモムシにそっくりなのですが、背泳ぎではなく、普通…

クルミの木の中の生態系〜カメノコテントウ

オニグルミの木に、一際大きなテントウムシがいました。カメノコテントウです。丸い体の直径は10ミリくらいで、私の人差し指の爪と同じくらいの大きさでした。同じ所にいたナミテントウと似た模様をしていますが、大きさが違うので一目で違うことが分かりま…

もうすぐ独り立ちします〜ヤマガラとシジュウカラ

この時期、鳥たちの巣立ちが始まり、親からの給餌も終わり、幼鳥たちは自分達で餌を採るようになってきました。今日のバードウォッチングでは、カラ類のうち、ヤマガラとシジュウカラの幼鳥が自分で餌を採って食べている様子を見ることができました。ヤマガ…

珍客あらわる〜コシマゲンゴロウ

我が家では、ベランダでクロメダカを飼っています。メダカが卵を産むと、白いボールに移して孵化を待ちます。朝、そのボールを除くと、見たことがない虫が泳いでいました。夜の間に飛んできたみたいです。大きさ1センチぐらいで、丸く、横から毛の生えた脚…

湿地の宝石(2)〜ハッチョウトンボとモウセンゴケ

前回の記事で、岐阜県東濃地方の湿地を紹介しましたが、今回はその湿地で見られる珍しいトンボと植物を紹介します。そのトンボはハッチョウトンボです。写真では分かりにくいかもしれませんが、一円玉くらいの大きさしかない世界最小級のトンボです。真っ赤…

湿地の宝石(1)〜ヒメヒカゲ

私の住む岐阜県東濃地方は、日本一の陶器の生産地です。普段使いの食器から茶道具まで様々な陶磁器が作られています。ここが陶器の一大生産地になったのは、良質な陶土が取れるからです。 水を通しにくい陶土層の上に砂礫層があると、そこから水がしみ出し、…

がんばれお父さん!〜ハクセキレイの親子

マンションのベランダから、ハクセキレイの親子を見かけました。巣立ち直後の幼鳥に親が餌を与えていました。このほっこりとした光景に、気付いたことが二つありました。 一つ目は、親の性別が分かったことです。この親は雄でした。雄の夏羽は、頭から背中に…