我が家では、ベランダでクロメダカを飼っています。メダカが卵を産むと、白いボールに移して孵化を待ちます。朝、そのボールを除くと、見たことがない虫が泳いでいました。夜の間に飛んできたみたいです。大きさ1センチぐらいで、丸く、横から毛の生えた脚が飛び出ています。脚の形から、ゲンゴロウの仲間かなと思ったのですが、頭の中にあるゲンゴロウのイメージより小さく感じます。図鑑で調べると、コシマゲンゴロウというゲンゴロウの仲間でした。
後ろ足を動かしてちょこまかと泳いでいたと思うと、突然水面にお尻を出してしばらく静止します。息継ぎをするために水面に上がってくるようです。これを繰り返すので、見ていて飽きませんし、可愛いです。
メダカの鉢で使っていた藻を入れると、それにつかまって休憩するようになりました。昼間は、藻につかまって、お尻を水面に上げたままじっとしています。そして、夜になるとまた活発に動き回ります。どうも夜行性のようです。
もう二晩ここで暮らしているのですが、どこかから飛んできたわけで、またどこかに飛んでいくはずです。ボールの中では飛び立つことができないのでしょうか。それともここが気に入っているのでしょうか。ミジンコも一緒に入れてあるので、お腹がすいたら食べるかな?しばらく様子を見てみようと思います。
↓YouTubeにアップした動画です
【2021.6.15追記】
夜になって動き始めたコシマゲンゴロウが、ボールの縁を登ろうとし始めました。外に出たそうです。でもボールはツルツルしてるので登ることができません。そこで、割り箸を入れてあげました。するとそれを見つけて、登り始めました。水面から出たところで、脚をこすり合わせて準備をしたかと思うと、あっという間に飛んでいきました。またどこかで元気に暮らしてほしいな。