昆虫
昨日、下の写真のような池の縁を観察していたら、意外な虫たちが現れました。一見、何もいなさそうな場所でも、不思議な生態系がありそうです。 まずはこの虫。大きさは7ミリくらいで、とても小さいです。コマユバチの翅を取った感じです。図鑑を見ても名前…
キタテハが、柿の実に止まっていました。あれっもしかして?いつもセイタカアワダチソウの蜜を吸っていたキタテハですが、それも枯れてしまって、今度は柿の実の汁を吸っているのでは?と思いました。 そっと顔の側に回り込んで、本当に吸っているか確かめて…
7月に見つけた4個のクスサンの繭「透かし俵」をその後もずっと観察していたのですが、一向に羽化した形跡が見られませんでした。その内、だんだん繭の中の蛹が小さくなってきました。ハチか何かに寄生されて、ちゃんと羽化できなかったのだと気が付きまし…
秋に川沿いの散歩道を歩くと、カマキリが川に浮いていることがあります。その理由については、後で話すとして、昨日は4匹同じ場所に浮いていました。そして今日、その場所にいたカマキリの不思議な行動を目の当たりにしました。1時間以上にわたる観察記録…
アキアカネの産卵風景という貴重な現場に遭遇しました。下の写真のように、雌も赤くなっていて、単独で飛んでいたら雌雄の区別がつかないですよね。 ところが、少し悲しい事実が。。。アキアカネが産卵していたのは、たまたま雨が降ってできた砂利道の水たま…
ヒメタイコウチの観察を始めてから、湿地帯を歩くようになったのですが、なぜか毎回のようにオニヤンマに会うようになりました。実はこれまでそんなに会っていなかったのに。 図鑑を見ると、生息環境が「樹林のある河川上〜中流域や小川、流れ周辺の湿地など…
今日、いつもの湿地でヒメタイコウチの観察をしていたら、目の前にトンボが止まりました。この辺りには、湿地に生息するヒメアカネがいるのですが、よく見ると、眉状斑(顔面にある鼻の穴のような2つの黒い斑点)がありました。眉状斑があるのは近縁で見た目…
今年の4月27日にヒメタイコウチの生息地を発見してから、約4ヶ月がたちました。6月初旬に幼生を見つけ、7月20日には脱皮直後の成虫を見つけています。 (↓過去記事です) そして今日、ヒメタイコウチが食事しているところを見ました! ヒメタイコウチは、水…
今日の週末散歩で、奇妙な形をした昆虫を見つけました。下の写真に写っているのですが、一見して何の仲間か分かりません。大きさは3センチくらいです。見方によっては、ハチのようにもトンボのようにも見えます。 邪魔なくらい長い後脚。それに針のような口…
散歩中、突然セミが悲鳴を上げるようにキーキーキーと鳴き出しました。なんだと思って見上げると、アブラゼミが翅をばたつかせているのですが、同じ場所でホバリング。よく見ると、セミにハラビロカマキリが抱きついていました。それもまだ成虫にはなってい…
最近、クロコノマチョウをよく見かけるようになりました。南方系の蝶ですが、岐阜県では、温暖化で徐々に北の方に分布を広げているように思います。図鑑では、ここ東濃地方は分布域にぎりぎり入っているようですが、本当に繁殖しているかは分かりませんでし…
ヒメタイコウチは、ハッチョウトンボ、ヒメヒカゲとともに、東濃地方の湿地に生息する珍しい昆虫です。また、水生昆虫なのに泳がない、翅があるのに飛ばない不思議な昆虫です。 今年4月に初めて生息地の水たまりを見つけてから、毎週末の定点観察を続けまし…
夏がやって来ると、赤とんぼの仲間(アカネ属)が姿を表します。この時期の赤とんぼは、まだ赤くありません。オスもメスも、黄色から橙色をしています。そしてよく似ていて、区別がつかないことがあります。 下の2匹のメスの赤とんぼは、実は違う種です。上…
(注:毛虫が登場します) 今日はクスサン(大きな蛾です)の繭を4個見つけました。クスサンの繭は「透かし俵」と呼ばれ、中が透けて見える網目状の繭を作ります(普通の蚕は中が透けていません)。だから、中の蛹が見えてしまいます。こんな暑い日だから、…
一週間前の6月28日にキタキチョウの蛹を撮影しました。下の写真です。 そして、今日、同じキタキチョウの蛹を撮影しました。あっ!側面に丸い穴!中身は空っぽ。 蝶はこんな羽化の仕方をしません。これは何だと思い、ネットを駆使しながら調べました。そうし…
昨日、ものすごく長い産卵管を持ったハチに会いました。産卵管の長さは体の長さを超えています。あっ、どうしてこれが産卵管かと知っているかというと、これまで寄生バチを何度か見ているからです(日本の4,500種のハチの半数以上が寄生バチ)。でもこれほど…
最近観察を続けている水たまりを見つめていたら、突然泥の中で動くものを見つけました。2センチぐらいの小判状のもので、写真の矢印のところです。最初はヤゴかと思ったのですが、脚はなさそうだし、近くにオタマジャクシが来ても反応しません。時々思い立…
昨日の週末散歩で興味深い蛾に出会いました。 下の二つの写真を見てどう思われますか。擬態としては、ほぼ完璧ではないですか?上が、ヒメアトスカシバという蛾、下がオデコフタオビドロバチという蜂です。蜂は毒針を持っているので、その怖い蜂に擬態してい…
近隣でもホタル鑑賞会が開催されるようになってきました。ホタル鑑賞会で見られるホタルは、ゲンジボタルという種類で、環境が保全された状態での自然発生であったり、あるいは飼育された幼虫を放流したものであったりします。全く手付かずの状態でのゲンジ…
「湿地の昆虫三種の神器と呼ばれる、ヒメヒカゲ、ハッチョウトンボ、ヒメタイコウチを一つの湿原内で見られるのは、〇〇湿原だけと言われています」と書かれた他県の資料をネットで見つけたのですが、今日の週末散歩でなんと、その三種を見つけてしまいました…
最近行きつけの水たまりは、ヒメタイコウチやハッチョウトンボがいる貴重な場所です。またそこには、以前記事にしたヤマアカガエル(と多分シュレーゲルアオガエル)のオタマジャクシがたくさん泳いでいます。最近、オタマジャクシが少し減ってきたように思…
夏が近付くと色々なトンボに会えるので、テンションが上がります。今日も久しぶりのトンボたちが姿を見せてくれました。 最初はハッチョウトンボ。国内最小(世界でも最小クラス)で、2センチちょっとしかありません。分かりやすくいうと、500円玉の大きさ…
開帳10センチの大きな蛾が目の前を飛んで、石垣に止まりました。なにっ?猫がこちらをにらんでいるような立体的な模様が目に飛び込んできました。怖い、すごい、綺麗、色々な感情が交じりました。 これはオオトモエという蛾の仲間でした。珍しくないみたい…
私の行く散歩道には、近くに川や湿地があるので、毎年色々なトンボが見られます。以前はトンボは7月頃から現れると思っていたのですが、種類によっては4月から現れることを知りました。4月26日から29日にかけて撮影したトンボたちを紹介します。 【ヨツボ…
今日の週末散歩で、道の上に出来た水たまりを眺めていたら、2センチくらいの茶色の昆虫がいるのを見つけました。前脚が鎌になっている!えっ、これ幻のヒメタイコウチやん!こんな場所で見つけてしまうなんて宝くじに当たったみたい!(場所は誰にも教えま…
今日の散歩では、コバノミツバツツジが満開でした。ミツバツツジにはたくさんの種類があるのですが、ここ東濃地方では、ほとんどがコバノミツバツツジです。その特徴は、雄しべが10本(よく見ると7本のものもある)ことで、他のミツバツツジは5本です。…
先週も紹介しましたが、今週の散歩でもシジミチョウの仲間のコツバメがたくさん飛んでいました。止まっているときは、褐色の裏面しか見えませんが、飛んでいるときは表面のルリ色が見られて綺麗な蝶です(止まっているときは絶対翅を広げてくれません)。観…
ハルリンドウにクロハナアブが集まってきていました。花の少ないこの時期、ハルリンドウは貴重な蜜源なのでしょうね。ちなみにハナアブの仲間は、花の蜜が大好きで、人を刺したりはしません。花粉媒介者として、また幼虫がアブラムシを食べるため益虫として…
2週間前に成虫越冬した蝶たちを紹介しましたが、この週末は、蛹で越冬して早春に羽化した蝶に出会いました。珍しくはないかも知れないのですが、春にしか見られないので、なかなか出会う機会がありません。今週末に見た3種を紹介します。 【ツマキチョウ】…
今日の週末散歩では、オオイヌノフグリ、タンポポ、スミレなどの花が一斉に咲き、それと同時に蝶が飛び始めました。みんな、翅が生えた成虫のまま、葉裏の陰で何も食べずに、じっと冬を越した蝶です。私もその越冬の様子を見たことはありません。 暖かくなり…