星のかけら ブログ

岐阜県東濃地方を中心に鳥や虫などを観察しています。私たちのまわりには不思議がいっぱい散らばっています。虫嫌いな人はごめんなさい。たまに可愛い芋虫も出てきます。

昆虫

水たまりのハッチョウトンボが羽化しました!(2)

1週間前、ハッチョウトンボが羽化したことを記事にしたのでですが、実際に羽化したところは見ていませんでした。 ところが、今日、羽化した直後のオスの個体を見つけました。とても感動でした。 翅にはまだシワがあって、体にはどこも赤いところはありませ…

トンボの季節到来!〜ハッチョウトンボ、ヨツボシトンボ、アサヒナカワトンボ、ヤマサナエ、タベサナエ、ハラビロトンボ

気温が上がるにつれて見られるトンボの種類が急に増えてきました。今日はこの2週間(5/9~5/16)に見たトンボを紹介します。 【ハッチョウトンボ】 体長2センチの世界最小級のトンボです。今季、オスは昨日が初見でした。未成熟のオスは少し黄色いはずです…

水たまりのハッチョウトンボが羽化しました!

今季初のハッチョウトンボを(1匹ですが)見つけました。大きさが2センチほどととても小さいのですが、芝生から飛んでくれたので、見つけることができました。昨日はここで見ていないので、きっと今朝羽化した個体だと思います。メスでした。 近くに ヤゴ…

水辺で忍法木の葉隠れ〜ヒメタイコウチ、ハッチョウトンボ、ホソバトビケラ

昨年からずっと続けている水たまりの観察で、最初は何もいないように思っていたのが、だんだん色々な生き物が隠れているのが分かってきました。その隠れ方がすごいので、紹介します。すべて昨日見たものです。 【ヒメタイコウチ】 これは文字通り「忍法木の…

無事冬を越すことができました〜ルリタテハ、ウラギンシジミ、クロコノマチョウ

蝶の仲間は、卵、幼虫、蛹、成虫と様々な形で越冬しますが、成虫越冬は少数派で数えるほどしかいません。その中で最近見た越冬蝶を3種、紹介します。 【ルリタテハ】 食草であるサルトリイバラの周りを成虫越冬したルリタテハが飛び回っていました。これは…

世界最小級のヤゴを見つけました〜ハッチョウトンボ

いつも訪ねている水たまりに今日も出かけました。一番の目的は、世界最小級(日本では最小)のトンボであるハッチョウトンボのヤゴを見つけたいと思ったからです。成虫の大きさは1円玉くらいです。この水たまりでは、昨年の7月にハッチョウトンボの羽化を…

春に青くなるって「青春」!?〜ホソミオツネントンボ、ホソミイトトンボ

まだ4月ですが、もうトンボたちが姿を見せています。 その中で、成虫越冬したトンボ2種に会いました。 まず、ホソミオツネントンボです。成虫で越冬して、早春に繁殖する珍しいトンボです。年を越すので「越年(オツネン)」が名前に付いています。そして…

里山の真珠〜ギフチョウ

今日はすごい出会いがありました。ギフチョウが地面すれすれを飛び回っているいるのですが、メスが卵を産む場所を探しているのだろうなと思っていました。 ギフチョウの食草は岐阜県ではヒメカンアオイです。若いヒメカンアオイの葉を見つけると、葉を裏返し…

水生昆虫のエラはどこにある?〜イトトンボ、カゲロウ、カワゲラ

今年になって、水たまりの水生昆虫に興味が湧き、スポイトで吸っては、プラスチックケースに入れて観察しています。そして、水生昆虫と言っても、トンボのヤゴから、甲虫の幼虫、カゲロウ、カワゲラなど色々な種類がいることを知りました。 今日は種類を特定…

蝶のスプリング・エフェメラル

スプリング・エフェメラル(春の妖精)というと、カタクリ、ニリンソウのような花を想像しますが、蝶にもスプリング・エフェメラルと呼ばれるものがいます。早春にしか出会えない蝶です。今日はそんな蝶に会うことができました。 まず、「春の女神」とも称さ…

水の中で生きる虫3〜フタバカゲロウ、キイトトンボ、センブリ

同じタイトルで、マメゲンゴロウの幼虫、名前にミズムシが付く昆虫と、水中(または水際)で暮らす昆虫を紹介してきましたが、探してみるとまだまだ他の昆虫が見つかりました。 今日紹介する昆虫は全て幼虫で、水たまりの底の泥の中に隠れていました。木の棒…

春を告げる花蝶〜シデコブシ、ハルリンドウ、コツバメ、ルリタテハ

花鳥風月という言葉がありますが、花と蝶の花蝶で春の訪れを感じる写真を紹介します。みんなこの週末に撮影したものです。 【シデコブシ】東海地方を代表する花です。コブシより花びらが多いのが特徴です。園芸種(ヒメコブシ)はもう満開ですが、野生のシデ…

水の中で生きる虫2〜コミズムシ、マルミズムシ、メミズムシ

昨日、水たまりでマメゲンゴロウの幼虫を見つけて嬉しくなり、今日も続けて水たまりの観察に行ってきました。そうすると、他にも色々な水生昆虫がいることに気が付きました。 その中に、名前にミズムシが付いたものが3種類いました。みんな図鑑ではあまり積…

水の中で生きる虫〜マメゲンゴロウ

春になると、散歩道で水たまりの観察をしています。これまで、ヒメタイコウチやヤマアカガエルのオタマジャクシを見つけましたが、今回少し変わったものを見つけました。5mmくらいの小さな水生昆虫です。エビのように見えますが、足がちゃんと6本あって歩き…

文明開化が連れてきた春〜セイヨウミツバチ、ヒメオドリコソウ、フラサバソウ

下の二つのミツバチの写真ですが、ある共通点があります。なんでしょう? まずミツバチはセイヨウミツバチです。ミツバチが吸蜜している花は、上がヒメオドリコソウ、下がフラサバソウ(イヌノフグリの仲間)です。この三種はいずれも、明治時代の初期にヨー…

不思議な力で水上を走る!〜メダカハネカクシ

昨年の12月に水辺にいる昆虫として、「メダカハネカクシ」を紹介しました。 hoshikakera.hatenablog.jp 先日そのメダカハネカクシの水上での高速走行を撮影できたので紹介します。メダカハネカクシの体長は5mmくらい。後翅は綺麗に折りたたまれて、胸の下の…

天狗の隠れ蓑〜テングチョウ

今日は春を思わせるような暖かな陽気でした。その暖かさにつられたのか、今年初めて蝶が飛んでいるのを見かけました。 テングチョウです。顔の先が尖っているので、名前に天狗が付いてます。翅の鮮やかなオレンジ色がとても印象的です。 しばらく追っかけて…

銀色に集まる赤トンボたち

今週末は雨だったので、ブログに挙げるネタがありませんでした。ですから、少し前のお話になります。 週末散歩では、必ずお弁当を持って行き、銀色のシートを引いて、それを食べています。そこで不思議なことが起こっていました。 私たちがいるにも関わらず…

ニッチな水辺の生態系〜メダカハネカクシ、ヒメヒシバッタ

昨日、下の写真のような池の縁を観察していたら、意外な虫たちが現れました。一見、何もいなさそうな場所でも、不思議な生態系がありそうです。 まずはこの虫。大きさは7ミリくらいで、とても小さいです。コマユバチの翅を取った感じです。図鑑を見ても名前…

冬が来る前に〜キタテハ、キタキチョウ

キタテハが、柿の実に止まっていました。あれっもしかして?いつもセイタカアワダチソウの蜜を吸っていたキタテハですが、それも枯れてしまって、今度は柿の実の汁を吸っているのでは?と思いました。 そっと顔の側に回り込んで、本当に吸っているか確かめて…

手品師?〜クスサンの繭

7月に見つけた4個のクスサンの繭「透かし俵」をその後もずっと観察していたのですが、一向に羽化した形跡が見られませんでした。その内、だんだん繭の中の蛹が小さくなってきました。ハチか何かに寄生されて、ちゃんと羽化できなかったのだと気が付きまし…

乗っ取り犯〜ムネアカハラビロカマキリとハリガネムシ

秋に川沿いの散歩道を歩くと、カマキリが川に浮いていることがあります。その理由については、後で話すとして、昨日は4匹同じ場所に浮いていました。そして今日、その場所にいたカマキリの不思議な行動を目の当たりにしました。1時間以上にわたる観察記録…

秋の気配〜アキアカネの産卵

アキアカネの産卵風景という貴重な現場に遭遇しました。下の写真のように、雌も赤くなっていて、単独で飛んでいたら雌雄の区別がつかないですよね。 ところが、少し悲しい事実が。。。アキアカネが産卵していたのは、たまたま雨が降ってできた砂利道の水たま…

日本最大のトンボ〜オニヤンマ

ヒメタイコウチの観察を始めてから、湿地帯を歩くようになったのですが、なぜか毎回のようにオニヤンマに会うようになりました。実はこれまでそんなに会っていなかったのに。 図鑑を見ると、生息環境が「樹林のある河川上〜中流域や小川、流れ周辺の湿地など…

似たものどおしの名前調べは大変〜ヒメアカネ、マユタテアカネ

今日、いつもの湿地でヒメタイコウチの観察をしていたら、目の前にトンボが止まりました。この辺りには、湿地に生息するヒメアカネがいるのですが、よく見ると、眉状斑(顔面にある鼻の穴のような2つの黒い斑点)がありました。眉状斑があるのは近縁で見た目…

ヒメタイコウチのお食事風景

今年の4月27日にヒメタイコウチの生息地を発見してから、約4ヶ月がたちました。6月初旬に幼生を見つけ、7月20日には脱皮直後の成虫を見つけています。 (↓過去記事です) そして今日、ヒメタイコウチが食事しているところを見ました! ヒメタイコウチは、水…

ハチ?トンボ?〜タイワンハラボソツリアブ

今日の週末散歩で、奇妙な形をした昆虫を見つけました。下の写真に写っているのですが、一見して何の仲間か分かりません。大きさは3センチくらいです。見方によっては、ハチのようにもトンボのようにも見えます。 邪魔なくらい長い後脚。それに針のような口…

セミとカマキリ

散歩中、突然セミが悲鳴を上げるようにキーキーキーと鳴き出しました。なんだと思って見上げると、アブラゼミが翅をばたつかせているのですが、同じ場所でホバリング。よく見ると、セミにハラビロカマキリが抱きついていました。それもまだ成虫にはなってい…

ウサギの耳〜クロコノマチョウの幼虫

最近、クロコノマチョウをよく見かけるようになりました。南方系の蝶ですが、岐阜県では、温暖化で徐々に北の方に分布を広げているように思います。図鑑では、ここ東濃地方は分布域にぎりぎり入っているようですが、本当に繁殖しているかは分かりませんでし…

ついにヒメタイコウチが成虫に

ヒメタイコウチは、ハッチョウトンボ、ヒメヒカゲとともに、東濃地方の湿地に生息する珍しい昆虫です。また、水生昆虫なのに泳がない、翅があるのに飛ばない不思議な昆虫です。 今年4月に初めて生息地の水たまりを見つけてから、毎週末の定点観察を続けまし…