昨日の最高気温は22℃まで上がり、散歩をしていても汗ばむぐらいの陽気でした。そして先週の週末散歩では見られなかった昆虫が姿を現しました。今年の啓蟄(けいちつ、冬ごもりの虫が這い出る)は3月5日だったので、ほぼ暦通りですね。
テントウムシがいると思って近付いてみたら、イタドリハムシでした。名前の通り、イタドリの仲間のスイバの葉に止まっていました。成虫越冬なので、落ち葉の下とかでじっと春を待っていたのでしょう。
オオイヌノフグリが一斉に咲き始めたので、蜜を求めてミツバチが集まっていました。花の小さなオオイヌノフグリが蜜源になるなんて知りませんでした。脚に花粉も付けているので、花粉源にもなっていますね。
成虫越冬の蝶も飛び始めました。下の写真は、テングチョウ(上)とキタテハ(下)です。その他にもキタキチョウ、ウラギンシジミ、ルリタテハも見かけましたが、止まってくれなかったので、写真は撮れませんでした。蝶の成虫越冬が不思議で、冬の間、どこにいるのでしょう?翅があるので落ち葉の下には潜り込めないはずです。笹や木の葉の裏とかを注意して見ているのですが、一度も越冬している蝶に会ったことがありません。不思議です。