これまで春一番に見られる蝶としてキタテハやキタキチョウを紹介しましたが、これらは成虫で越冬しているので、秋にも見られます。ところが、早春に羽化して、すぐに産卵していなくなる蝶がいます。それがギフチョウ、ミヤマセセリ、コツバメの3種です。どれも岐阜県ではあまり珍しくないのですが、見られる時期が短いので、時期を決めて会いに行かないと見られません。昨日の散歩ではその内の2種、ギフチョウとミヤマセセリに会いました。
【ギフチョウ】
暖かい昼間は縄張り(山道の10メートルくらいの距離)を往復して、なかなか止まってはくれません。しばらく待って、たまたま止まった時に写真を撮りました。黄色だけでなく、赤や青や橙が混ざって、とても綺麗な蝶です。
【ミヤマセセリ】
飛んでいるときは黒く見えるので目立たないのですが、止まると前翅の銀色の模様がとても綺麗です。
【コツバメ】
一昨年の4/8に同じ場所で撮った写真です。表はブルーなのですが、止まるとこんな感じで全く目立たなくなります。昨日もいたかも知れませんが、見つけることができませんでした。