星のかけら ブログ

岐阜県東濃地方を中心に鳥や虫などを観察しています。私たちのまわりには不思議がいっぱい散らばっています。虫嫌いな人はごめんなさい。たまに可愛い芋虫も出てきます。

これも擬態?!〜セスジツユムシ、アシグロツユムシ

クズの葉の上で、セスジツユムシがじっとしていました。後ろ脚をピンと伸ばして、頭を下げています。バッタの仲間としては、とても不格好です。どうしたんだろうと、ネットで調べて見たら、これが擬態らしいことが分かりました。脚がクズの葉の葉脈に似ています。そう言えば、背中の黄色い筋も葉脈に見えます。これでじっとしていれば、天敵には見えないのかもしれません(私にはよく見えますけど)。

ツユムシは夜に鳴く虫なので、昼間はこうやってじっとしているのは分かりますが、このように葉の表に堂々といるとは思いませんでした。昆虫も色々な生き方をするものです。

 

こんなツユムシもいました。脚と触角が黒いアシグロツユムシです。こちらは草陰に隠れていました。こちらも周りにとけ込んで、草に擬態してるように見えますね。