クズの葉の上で、セスジツユムシがじっとしていました。後ろ脚をピンと伸ばして、頭を下げています。バッタの仲間としては、とても不格好です。どうしたんだろうと、ネットで調べて見たら、これが擬態らしいことが分かりました。脚がクズの葉の葉脈に似ています。そう言えば、背中の黄色い筋も葉脈に見えます。これでじっとしていれば、天敵には見えないのかもしれません(私にはよく見えますけど)。
ツユムシは夜に鳴く虫なので、昼間はこうやってじっとしているのは分かりますが、このように葉の表に堂々といるとは思いませんでした。昆虫も色々な生き方をするものです。
こんなツユムシもいました。脚と触角が黒いアシグロツユムシです。こちらは草陰に隠れていました。こちらも周りにとけ込んで、草に擬態してるように見えますね。