星のかけら ブログ

岐阜県東濃地方を中心に鳥や虫などを観察しています。私たちのまわりには不思議がいっぱい散らばっています。虫嫌いな人はごめんなさい。たまに可愛い芋虫も出てきます。

真夏の盛り場〜オオセイボウ、オオハナアブ、クロアナバチ、アカスジツチバチ

まだまだ暑い日が続きます。散歩道で、イヌザンショウが薄緑色の花を咲かせていました。有名なサンショウ(山椒)は春に花が咲くので、これはイヌザンショウ(犬山椒)のほうだと分かります。遠目に見ると、なんの変哲もない風景ですが、近寄って見るととんでもないことになっていました。

いままで見たことのない昆虫たちが花に群がっていたのです。実や葉がサンショウのように利用できないので、役に立たない「犬」が付けられている(犬にも失礼と思う)ようですが、蜜は美味しいのですね。昆虫たちにはとても役に立っているようです。

 

オオセイボウ

あまりの輝きに、カメラを持つ手が震えました。こんな美しい蜂がいるなんて!どうしてそんなに美しいの?自然界の神秘を感じてしまいました。

オオハナアブ

アブというと、ちょっと嫌われワードですが、世界の30%の花粉を媒介しているとっても重要な昆虫です。蜂と思っていると実はアブのことが多いです。

クロアナバチ

アリのように土の中に穴を掘って巣を作ります。アリも蜂の仲間なので、同じような習性があっても不思議ではないですよね。

アカスジツチバチ

芋虫を刺して餌にしてしまう狩りバチですが、よく考えると、芋虫は自分の子供(幼虫)の餌なのですよね。自分の餌は花粉なのです。そう思うと狩りバチもすこし可愛く思えてきます。

 

ここからは、これまでに見たことのある虫たちですが、蝶と蜂が仲良く吸蜜していたので、写真に撮りました。蜜(食べもの)がたくさんあるので、喧嘩になりません。

キマダラセセリとクマバチ

アサマイチモンジとミツバチ