上の写真は、チョウゲンボウの幼鳥です。意外に小さく、ハトぐらいの大きさです。近所のスーパーの屋上で繁殖したらしく、今、巣立ちした数羽の幼鳥が周りを飛び回っています。上の写真のときは、川で餌を探しているようでしたが、何を探しているのかはわかりませんでした。一応猛禽類と言われていますが、近くにセキレイやムクドリがいても襲う様子もありません。逆にセキレイやムクドリのほうも無視しています。まだ幼くて、狩りができないのかもしれませんね。
こちらがお母さんです。外見が幼鳥に似ていますが、目の周り(アイリング)の色(親は黄色)、頭の色(幼鳥は茶色が濃い)、頬の黒い線(幼鳥は濃くて長い)、お腹の模様(幼鳥は縦筋)に違いがあるそうです。
一昔前、チョウゲンボウはここ(岐阜県東濃地方)より北で繁殖していて、ここは冬鳥だったそうです。でも最近は、どこかで繁殖が見られるようになってきました。街の様子はあまり変わっていないのですが。
【2021.6.30追記】
少し時間がたつと、幼鳥もすっかり大人っぽくなってきました。エサも自分で採っています。目の周りのアイリングも黄色くなってきました。
【2021.7.3追記】
これまでなぜか親鳥の写真が撮れていませんでした。今日やっと近くに来てくれました。どうして親鳥かと思ったかというと幼鳥が甘えるような声で鳴き出したからです。後、顔つきが違います。キリッとしていました。
こちらが近くにいた幼鳥です。顔つきが違うと思いませんか。
【2021.7.4追記】
幼鳥がエサを採って食べるところが見られました。何を食べているのかははっきりしませんでしたが、昆虫の幼虫のような気がしました。