職場の草地で2羽のノビタキに会いました。色の濃い雄(写真上)と色の薄い雌(写真下)です。雄は、頭も羽も黒くなく、すっかり褐色の冬羽になっています。雌雄が一緒にいたのでカップルに見えましたが、繁殖期ではないので、たまたまだったのかもしれません。早朝に見ただけで、昼にはもういませんでした。渡りの途中、ここで一晩を明かしたのかもしれません。
ネットを見ると、夏、北海道にいるノビタキは、本州を通らずに、大陸を通って東南アジアに向かうそうです。ということは、ここで見かけたノビタキは、本州の高原(霧ヶ峰とか)から来た個体ということになります。ここの草地も高原によく似た環境なので、途中立ち寄ったのかもしれません。