滋賀県長浜市の湖北野鳥センターに行ってきました。目的は毎年北から渡ってくるオオワシに会うためです。 センタ−は琵琶湖畔にあって、設置されてるフィールドスコープ(望遠鏡)で琵琶湖にいるカモやハクチョウを観察することができます。一方、オオワシのねぐらは、センターを挟んで琵琶湖と反対側の山本山という小高い山にあります。もう20年も同じ場所に渡ってくる雌のオオワシは、「山本山のおばあちゃん」と呼ばれて地元の人からも親しまれています。
さて、私のように1年に1回しか会いに行かないと、気象条件(吹雪いていると真っ白)やオオワシの気分によって見られないこともあります。今回は到着すると、ちょうど琵琶湖沖のポールの上に止まっていました。肉眼では黒い点にしか見えませんが、設置されているフィールドスコープで覗くと、黄色い嘴のオオワシがはっきりと見えました。とてもラッキーでした。 オオワシが止まっているポールに「危険 近づくな」と書かれているのに、ちょっと笑いました。エサになる魚や鳥にとっては、確かに危険ですから。