川沿いを散歩していると、綺麗な蛾を見つけました。キオビミズメイガです。キオビは、黄色い帯が翅にあることに由来しています。メイガは蛾の種類の名前で、なんとかノメイガという名前の蛾が沢山います。ただ、稲の害虫という意味もあるそうです。気になるのは、真ん中の「ミズ」です。どうしても「水」を連想します。この蛾と水にどういう関連があるのでしょうか。
調べるとビックリすることが分かりました。幼虫が川の水の中で育ち、苔を食べているそうです。他の蛾や蝶の仲間では見られないエラ(気管鰓)を持っていて、水中で呼吸ができるそうです。不思議です!気になるのは、蛹(繭)も水中にあるそうですが、羽化するときはどうするのでしょう。翅が濡れて、飛び立てないような気がするのですが。
参考:高森町のHP