星のかけら ブログ

岐阜県東濃地方を中心に鳥や虫などを観察しています。私たちのまわりには不思議がいっぱい散らばっています。虫嫌いな人はごめんなさい。たまに可愛い芋虫も出てきます。

水と蛾の不思議な関係〜キオビミズメイガ

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川沿いを散歩していると、綺麗な蛾を見つけました。キオビミズメイガです。キオビは、黄色い帯が翅にあることに由来しています。メイガは蛾の種類の名前で、なんとかノメイガという名前の蛾が沢山います。ただ、稲の害虫という意味もあるそうです。気になるのは、真ん中の「ミズ」です。どうしても「水」を連想します。この蛾と水にどういう関連があるのでしょうか。

調べるとビックリすることが分かりました。幼虫が川の水の中で育ち、苔を食べているそうです。他の蛾や蝶の仲間では見られないエラ(気管鰓)を持っていて、水中で呼吸ができるそうです。不思議です!気になるのは、蛹(繭)も水中にあるそうですが、羽化するときはどうするのでしょう。翅が濡れて、飛び立てないような気がするのですが。

 

参考:高森町のHP

www.town.nagano-takamori.lg.jp