いつも散歩をする公園の藪の中から、チッ、チッと地鳴きが聞こえてきます。必ず群れでいて、人が来たよと仲間同士で連絡し合っているように聞こえます。その声がすごく近くで聞こえることもあるのですが、藪の中で姿が全く見えません。最近、その声の主がアオジかカシラダカということが分かってきました。ウグイスもいますが、少し声が大きくてジッ、ジッというふうに聞こえます。昨日、そのアオジが姿を見せてくれました。頭が緑色、腹が黃色で、尾は短めでした。
アオジのアオは青という色を表していると思うのですが、青いところはなくて、緑色です。これは青信号の色と同じで、昔の人が緑色を青と表現していたからだなと気付きました。鳥の名前には、青い鳥はルリビタキやオオルリのようにルリが付いていて、アオバトやアオジのように緑色の鳥にアオが付くようです。
