星のかけら ブログ

岐阜県東濃地方を中心に鳥や虫などを観察しています。私たちのまわりには不思議がいっぱい散らばっています。虫嫌いな人はごめんなさい。たまに可愛い芋虫も出てきます。

水と蛾の不思議な関係〜キオビミズメイガ

川沿いを散歩していると、綺麗な蛾を見つけました。キオビミズメイガです。キオビは、黄色い帯が翅にあることに由来しています。メイガは蛾の種類の名前で、なんとかノメイガという名前の蛾が沢山います。ただ、稲の害虫という意味もあるそうです。気になる…

黒と黄の縞模様のトンボ〜サナエトンボの仲間

黒い地に黄色の縞模様をしたトンボというと、誰もがオニヤンマを思い浮かべます。ところが、よく調べると、サナエトンボの仲間に、黒と黄の縞模様をしたトンボが多いことが分かりました。今年見た黒と黄(もしくは緑)の縞模様を持つトンボを紹介します。み…

昆虫たちのすごい擬態2〜シャチホコガ

今日、極めつけの昆虫の擬態を見つけてしまいました。シャチホコガの幼虫です。いわゆる芋虫なのですが、4本の脚が長く、とても芋虫には見えません。尾の方(左側)は、ベビが舌を出しているように見えます。最初、どっちが前か分かりませんでした。こうなる…

見た目だけでは分からない〜ナミテントウ

NHK「チコちゃんに叱られる!」で、「なぜイヌはあんなに種類がいるの?」という疑問が取り上げられました。家畜としてのイヌは、生物分類学的には同じ種類だそうです。でも犬種によって全く見た目が違いますよね。放送では、遺伝子が緩いからと解説されてい…

昆虫たちのすごい擬態〜オジロアシナガゾウムシ、ナナフシモドキ、イタドリハムシ、クサカゲロウ

今日一日の散歩で、何種類もの昆虫の擬態に出会いました。どれもなるほどと思わせる工夫で、色々なものを真似ていました。 トップバッターは上のオジロアシナガゾウムシ。何に擬態してると思いますか?そう、鳥の糞です。本物の鳥の糞だったら鳥も食べようと…

知らなかった名前のホタル〜クロマドボタル、オバボタル

ホタルというと、ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルしか知りませんでした。ところが、写真の昆虫を見たとき、ホタルに似ているのだけど、胸が赤くないので、不思議になりました。調べるとクロマドボタルというホタルでした。昼に出会ったので光っては…

小さな猛禽〜チョウゲンボウの幼鳥

上の写真は、チョウゲンボウの幼鳥です。意外に小さく、ハトぐらいの大きさです。近所のスーパーの屋上で繁殖したらしく、今、巣立ちした数羽の幼鳥が周りを飛び回っています。上の写真のときは、川で餌を探しているようでしたが、何を探しているのかはわか…

おおきく なあれ〜ナナフシモドキの脱皮

小さなナナフシモドキに出会いました。モドキがつきますが、立派なナナフシの仲間です。いつもと違って、踊るように体を震わせています。いつもおとなしく動かないのに。 しばらく目を離していると、体が奇妙な形に変わっていました。えっ、えっ?顔の部分が…