星のかけら ブログ

岐阜県東濃地方を中心に鳥や虫などを観察しています。私たちのまわりには不思議がいっぱい散らばっています。虫嫌いな人はごめんなさい。たまに可愛い芋虫も出てきます。

朝の身支度〜イワツバメの巣立ち

朝の散歩コースにイワツバメのコロニー(巣が密集した場所)があり、毎年のようにイワツバメが営巣します。その子供が最近巣立ったみたいで、集団で飛び回るようにになりました。

コロニーの場所は、普通に車が行き交う橋桁の下です。昨年4月に、橋桁の下の巣の写真を撮ったので、下にリンクしておきます。

 

毎朝散歩をしていて気が付いたのですが、朝の5時ごろにだけ、集団で休む習性があります。コロニーのある橋桁の側面の少し上向きになったところに、集まってくるのです。休んでいるのは30分くらいだけで、この後またこの周辺を飛び回ります。

なにをしているのか見てみると、みんな羽繕いをしています。出勤前の身支度みたいですね。

さらにアップで見ると、多くが今年巣立った子供たちのようです。じっと見ていると子供らしい仕草をします(口を大きく開けてみたり)。黒い羽の中ほどにある白い三日月のような模様も子供の特徴らしいです。

 

毎朝5時にここを通ると止まっているので、最近までここが夜に寝る「ねぐら」だと思っていました。今回それを確かめるために、昨日の夜8時と今朝の4時にここを訪れてみました。そうすると全くいません。ここはねぐらではありませんでした。では、どこで寝ているのかとても不思議になってきました(こんな大きな子達が巣に入っているとは思えないし)。河川敷のヨシ原も探してみましたがいません。

 

ネットで調べると、驚くことが書いていました。

「しかし,コロニー周辺では早朝に多数の成鳥や幼鳥が建物の屋上に止まったり飛翔したりしている.夜間に建物の屋上や周辺の樹木を探索したがイワツバメは発見できないことから,これらは夜明け後にコロニーに飛来した個体であろう.こうした群れは,コロニーから繁殖個体の渡去が完了するまで観察される.」

「ツバメやショウドウツバメ,コシアカツバメは渡りのコース上のヨシ原などに集まって休む.しかし,イワツバメは繁殖地以外のねぐらは発見されていない.

(参考:西 教生、Bird Research News Vol.10 No.9、https://www.bird-research.jp/1/seitai/10_9dasypus.pdf

 

こんな身近な鳥なのに、ねぐらが発見されていないとは!そして「飛びながら寝ているのかもしれない.」とも書かれていました。知っているようで、知らないことがまだまだあります。

 

やっぱり、甘いものが好き〜ヤマガラの幼鳥

昨日の散歩で、ヤマガラの幼鳥に出会いました。黒や橙色のところが、まだボンヤリとした色合いです。でも脚の爪は親と同じように大きくて、やっぱりヤマガラ!という感じでした。

小首を傾げると、可愛さ倍増です。

そのヤマガラが、ソヨゴの新芽のところにやって来ました。自分でエサ(芋虫?)を探しているのかなと思ったら・・・

咲いていた小さな白い花を取って、脚に挟んで嘴を近づけました。あっそうか!ソヨゴの蜜を舐めているのかと気が付きました。ソヨゴの蜜は、蜂蜜にもなるぐらいだから甘いのでしょう。

しばらく蜜を吸っていたかと思うと、その後の行動が不思議でした。

その花びらを元咲いていた場所に戻そうとしたのです(嘴の先に花びらがあります)。

次の瞬間、嘴から花びらはなくなっていたのですが、元の位置に刺さったのか、落ちてしまったのかは、確認できませんでした。

遊んだものをちゃんとお片付けするのは、人間の子供だけではないのかもしれませんね(遊んだわけじゃないか)。

まだ甘えんぼ〜エナガの親子

自転車通勤中にエナガの親子を見かけました。子供(右)は木の枝でエサを探しているようでした。クモの巣のようなものを突いています。親は近くで見守っています。

ところがしばらく見ていると、子供が親に近付いていきました。ぶら下がっているのが子供です。

そして次の瞬間、子供が親にエサをねだるような仕草をしました。親は子供を追い払うような行動をしました。よく見ると足で蹴っているようにも見えます。「もう自分でエサを探しなさい!」と言っている感じ。

今の時期、子供は自分でエサを採る練習をしているのですが、まだ巣から出たばかりで親離れができていないのでしょうね。

それにしても親は、羽がボサボサです。子育てが大変だったのかもしれません。お疲れさま。

幼鳥をもうワンショット。目の周りのアイリングが赤いのが特徴です。葉の裏を覗いて、芋虫を探しています。

それにしてもかわいい〜

もう夏がそこまで〜センダイムシクイ、キビタキ

昨日は静岡で30.3℃を観測し、初の真夏日になりました。そして、今日の週末散歩では、夏鳥を代表するセンダイムシクイ、キビタキ、サンショウクイが姿を見せてくれました。

 

センダイムシクイは、チヨチヨビーと大きな声で鳴いてくれますが、葉も茂ってきて、姿を見るのは結構大変です。今日はたまたま見えるところに出てきてくれました。口を大きく開けて囀っていました。体は地味ですが、口の黄色がとっても目立っていました。

全く同じ所にキビタキもいました。比較的低いところにいたので、枝かぶりの写真しか撮れませんでした。でもオレンジ色のお腹が鮮やかです。まだ囀りは聞かれませんでした。

渡り鳥は、雄が先にやってくるという話を聞いたことがあります。今はまだ、雄が渡って来たところかもしれません。

今年もイワツバメがやって来ました

朝の散歩でイワツバメの群れに会いました。今年もやって来てくれて嬉しいです。昔はこの辺にイワツバメはいなかったのですが、最近は毎年のように見られます。

ズーム!尾っぽが短くて、体が丸いので、多分イワツバメ。

やっとアップで撮れた!腰が白いので、イワツバメで間違いありません。

体が丸くて可愛いですね。すごいスピードで飛び回るので、空気抵抗が小さな体型になっているのだと思います。普通のツバメと違って、尾は短いので、あまり飛行には役に立っていないのかな。

横から見ると本当に流線型。速そう。

 

先日新しいカメラを買ったのですが、そのカメラを選んだのは、空を飛んでいる鳥を追尾する機能があったからです(空に向けても小さな鳥にピントを合わせてくれるのです)。でもその機能を使う機会が全くなくて(いつも止まっている鳥を撮っているから)、宝の持ち腐れ状態になっていました。今回、イワツバメを撮るのに、初めてその機能を使いました。これからはツバメさんに協力してもらって、飛んでいる鳥を撮影する練習をしたいと思います。

 

今日はヤマガラの日

今日は2月22日です。何の日かご存じですか?巷では猫の日ですが、私の中ではニーニーニーでヤマガラの日!

記念に過去のヤマガラの写真で、木の実をくわえたものを集めてみました。

まず、エゴノキの実をくわえたヤマガラ。エゴノキの実はヤマガラの大好物!他の鳥が食べないので、独占状態。

冬になると、地面に落ちたエゴノキの実(種)も拾って食べます。

カナムグラの実。こちらはシジュウカラも大好物です。一緒に食べていることもあります。

ハゼの実。冬になると、いろいろな鳥が食べに来ます。ヤマガラとシジュウカラは、実を足に挟んで、行儀良く突きなから食べます。他の鳥はみんな丸呑み。

ヤマガラは表情がお茶目で、本当に可愛いですね。

川のオギに集まるエナガとシジュウカラ

今年もエナガやシジュウカラが、川に生えているオギの枯れ草に集まりだしました。お目当ては、茎の皮をめくった下に隠れているカイガラムシです。下の写真のように、すでに多くの皮がめくられていて、所々に白いカイガラムシが見えています。

向きを変えるときは、羽を使ってくるっと回ります。体操選手みたいです。

エナガは茎の皮を剥くのが上手で、小さな嘴で器用に皮を剥いていきます。

それに比べてシジュウカラは、少し不器用です。時々、皮を剥いているエナガを追い払って、エナガの見つけたカイガラムシを横取りすることがあります。それでも仲良く混群になって移動していきます。少し我慢してでも、一緒にいる方がメリットがあるのでしょうね。

クチバシがX(クロス)〜イスカ

長野県に鳥見ツアーに行ってきました。そこで6年前に一度会っただけのイスカに、再び会うことができました。ラッキー!

下は、昔の記事へのリンクです。

 

イスカの特徴は嘴(くちばし)の上側と下側がクロスしているところです。写真の子は上嘴が左側に、下嘴が右側にずれて交差しています(どちらにずれるのかは決まってないみたい)。雄は体が赤いので、よく目立ちます。

この角度の方が嘴が交差してるのが、よく分かるかな。

どうして嘴がクロスしているかは、1月に見たNHK「ダーウィンが来た!」でイスカの特集をやっていたので、実は知っていました。松ぼっくりの傘を無理矢理こじ開けて、中の種を上手く食べられるように、進化しているそうです。ヒガラやヤマガラも松の種を食べますが、傘が開いていないと種を取り出すことができません。

 

イスカが松ぼっくりをこじ開けてるところも見ることができました。ひとつの松ぼっくりの種を、念入りに時間をかけて食べていました。

 

前回見たときは、群れでいたのですが、今回は1羽だけでした(近くにもう1羽いたような)。イスカは冬にも子育てするそうなので、もう繁殖期に入っていたかもしれません。邪魔をしないように、その場を離れました。また来年も会えるといいな。