星のかけら ブログ

岐阜県東濃地方を中心に鳥や虫などを観察しています。私たちのまわりには不思議がいっぱい散らばっています。虫嫌いな人はごめんなさい。たまに可愛い芋虫も出てきます。

新世代のスズメの巣

スズメといえば、瓦屋根の隙間に巣を作ると聞いていました。でも、最近の家にはそんな隙間が見当たりません。どこに巣を作っているのでしょうか。そんな疑問に答えるかのように、ちょっと変わったところでスズメの巣を見つけました。

電柱の高いところに虫をくわえたスズメが止まっています。

すると、ガイシを取り付ける四角い横棒(ガイシが付いていない側)の中に入っていきました。

しばらくしてから、雛の糞をくわえて出てきました。

これで、この四角い横棒の中に巣があることが判明しました。その前に雛の鳴き声がしていたので、どこかに巣があることは分かっていたのですが。

この巣であれば、カラスにもヘビにも(多分)襲われることはないでしょう。それによく見ると、全ての電柱にこの横棒があります(ある確率で柵で蓋がしてあるのですが)。多分、全国の電柱に同じような横棒が付いている気がします。スズメは巣を作るのに良い場所を見つけましたね。