オニグルミの葉っぱの裏に、白い毛糸のようなものが付いていました。あれ?動く!
枝を歩いているのがいたので、横から観察したら、イモムシでした。そこで、小学館の図鑑NEO「イモムシとケムシ」で調べたのですが、見つかりません。ネットで検索してやっと分かりました。図鑑はチョウ・ガの幼虫図鑑だったのですが、これはクルミマルハバチというハバチの幼虫だったのです。チョウ・ガの幼虫は腹脚(腹部の脚)が基本5対(退化してこれより少ないことがあります)なのに対し、このイモムシの腹脚は8対近くあるように見えます。
背中の白い突起物は、体内から出しているロウ物資だそうです。だから手で触ると簡単に取れてしまいまいます。それにしても、何かに擬態しているのかもしれませんが、緑の葉にいると余計に目立っているように思います。どうして白いロウ物質をまとっているのか結局分かりませんでした。
ハバチの幼虫はみんな可愛い顔をしています。じっくり見ると、とても癒されます。
【2022.5.14追記】
オニグルミの葉を食べる幼虫
オニグルミの葉脈に産卵する成虫