一昨年から、オニグルミの木でカメノコテントウの観察を始めました。
そして今年も、カメノコテントウが出てきてくれました。まず下の写真ですが、白い卵を食べていました。自分の卵を食べたらダメでしょ、と思ったのですが、これは別の昆虫の卵でした。
カメノコテントウの卵は綺麗なオレンジ色。
食べられていたのは、実はクルミハムシの卵でした。クルミハムシのメスは、腹部がこんなに膨らんで、とても変わった姿をしています。クルミハムシの幼虫や蛹も、カメノコテントウの幼虫に食べられているのを見たことがあります。卵までカメノコテントウに食べられるのですね。ですが、クルミハムシの方が圧倒的に数が多くて、上手くバランスが取れているようです。
今年は初めて、交尾の様子も見られました。これでメスとオスの大きさの違いがはっきりと分かりました。
これまでのカメノコテントウの記事をリンクしておきます。