星のかけら ブログ

岐阜県東濃地方を中心に鳥や虫などを観察しています。私たちのまわりには不思議がいっぱい散らばっています。虫嫌いな人はごめんなさい。たまに可愛い芋虫も出てきます。

誰の巣?〜カヤネズミ

週末は、川沿いの道を散歩して、鳥を観察しているのですが、空き地のオギ原のなかにソフトボールくらいの大きさの丸いものが目に入ってきました。やった!鳥の巣発見と思って近付いてみました。

綺麗な丸い形をした巣です。1月なので、もう使われていないでしょう。誰の巣か調べないといけないと思い、アップで写真を撮ったのですが、どうも不思議です。どこにも入口らしきものがなく、まったくの球形なのです。鳥の巣だったらどこかに穴が開いているはずです。

帰って調べて見ると、鳥ではなく、カヤネズミの巣であることが分かりました。親指くらいの大きさの日本で一番小さなネズミです。とても小さいので、入口がなくても巣材の隙間から中に入れるのでしょう。

今回は、なにげに近付いてしまいましたが、営巣中は近付かない方がよいみたいです。カヤネズミがいることが分かったので、春から新しい巣を探す楽しみが増えました。双眼鏡で探してみたいと思います。

 

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