葛の葉を裏返すと、全く何か分からない昆虫のようなものがいました。調べるとトリノフンダマシという名前のクモでした。名前の通り鳥の糞に擬態しているようです。クモでも擬態しないと、鳥などに食べられてしまうのでしょうね。でも、このクモ、葉を動かしているのにじっとして、巣も張らず、餌を採るようすもありません。生きているのか心配になります。調べると夜行性で夜になると網を張って動き出すようです。それも見てみたいです。
じっとしているトリノフンダマシ(画面の左端)の側に、これもまた何か分からない丸いものがぶら下がっていました。調べると、これはトリノフンダマシの卵嚢でした。卵嚢というとカマキリのが有名ですが、クモでも作るんですね。