大きなカマキリがこちらをにらんでいました。ハラビロカマキリです。でも、要注意!これは外来種のムネアカハラビロカマキリでした。大陸にいるハラビロカマキリで、本来日本にはいませんでした。でも、2000年ごろに初めて確認されてから、今では全国で見つ…
昨日、とても綺麗な蝶を見つけました。黒地に黄色の斑紋は、まるでギフチョウのよう。翅の縁の白い帯も光沢があってお洒落です。図鑑で名前を調べると、キンモンガ。ガ?ガ?蛾?蛾の仲間でした。それもアゲハモドキガ科というなんとも微妙な科名。蛾と蝶の…
沢山いたハグロトンボの数が減り、赤とんぼ(アカネ属)が姿を現すようになりました。まだまだ暑いですが、季節の移ろいを感じます。昨日の散歩では、マユタテアカネとリスアカネに会いました。若いオスで、体はまだ橙色ですが、これから秋にかけて赤くなっ…
1センチにも満たない小さな昆虫は目を凝らさないと見つけられないものですが、まれに宝石のように光って見える昆虫がいます。普通であれば、周りの色に合わせたり、擬態をしたりして、捕食されないようにすると思うのですが、どうして目立つ色をしているの…
頭の上に箒のような飾りが付いた昆虫がいました。どことなく愛・地球博のキャラクターのキッコロに似ていませんか。さて、この昆虫、何の仲間か分かりますか。私も全く見当がつかなかったので、専門家に聞いてみました。そしたら、蛾の仲間のヒメクロイラガ…
夏に咲く花というと、ヒマワリのような大きな花を想像しますが、小さくて可愛い花も咲きます。今日はミミカキグサの仲間を紹介します。その名前の通り、細い花茎の先に耳かきの先端の平たい部分に似た可愛い花を咲かせます。上の写真は白花のホザキノミミカ…
手塚治虫さんのペンネームの元にもなっているオサムシですが、後翅が退化していて、飛べません。飛べないので、川や海で隔離されてしまい、地域によって変異(亜種)が現れる興味深い昆虫です。体の光沢が綺麗なこともさることながら、変異が多いことも多く…
厳密には昆虫ではないけど、アオオビハエトリ(クモの仲間)の擬態を紹介します。上の写真は、右側のクモが左側のアリを捕食しているところです。青色に光って見える部分があり、とても綺麗な蜘蛛でした。ところで。クモの脚は8本。でも6本に見えますよね…