昨日、とても綺麗な蝶を見つけました。黒地に黄色の斑紋は、まるでギフチョウのよう。翅の縁の白い帯も光沢があってお洒落です。図鑑で名前を調べると、キンモンガ。ガ?ガ?蛾?蛾の仲間でした。それもアゲハモドキガ科というなんとも微妙な科名。蛾と蝶の違いなんて適当なんだと思いました。
図鑑には、「いっぱんに成虫が昼間に活動し、美しいはねをもつものを「チョウ」、夜に活動し、地味なはねのものを「ガ」とよんでいます」(小学館の図鑑NEOイモムシとケムシ)だったら昼間に活動していた美しい翅を持つこのキンモンガは蝶ですよね?図鑑には続きがあって、「どれも例外が多く、結局は。「チョウとガに生物的なちがいはない」ということで落ち着いています」とのこと。なるほど。ちなみに外国ではチョウとガを区別して呼ばない国も多いようです。