昨日の鳥見散歩で、今季初のベニマシコに会いました。5羽くらいの群れが、2箇所にいました。道端の藪の中に隠れていて、写真を撮ることは難しかったのですが、たまたま木の枝に止まってくれたメスさんを撮ることができました。ホオジロのメスに姿形がよく似ていますが、嘴が大きいのが特徴です。
ちなみにこちらが、同じ場所にいたホオジロのメスです。
ここには、ベニマシコの大好物のイノコズチが沢山生えています。イノコズチは、いわゆる引っ付き虫のひとつで、20センチくらいの穂に、数ミリの種が一列に並びます。ベニマシコはこの小さな種を、大きな嘴で器用に取って食べます。下の写真をよく見てください。嘴の縁にイノコズチの種が、くっついているのが分かります。
イノコズチは、食べられる代わりに、こうやってくっついて生息域を広げているのかもしれません。鳥は遠くまで飛んでいけますから。
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