今日久しぶりに鳥見散歩に出かけました。そうすると、一本のハゼノキにたくさんの小鳥が集まっていました。みんなハゼノキの実を食べに来ていたのです。この実は、和ろうそくの材料になるくらい油分たっぷりなので、鳥たちにとってはご馳走なのでしょう。余り警戒心もなく、一生懸命食べていました。今日この木にやって来た鳥たちを紹介したいと思います。
最初は普段あまり会えないルリビタキさん。ホバリングしながら嘴で実を採り、別の場所に運んでいってしまいました。
続いてヤマガラさん。
ヤマガラは、枝に止まった状態で首を伸ばして実を採り、水平の枝の上に運び、脚の間に実を挟んで食べていました。
シジュウカラもヤマガラと同じように脚に実を挟んで食べていました。
メジロは、ヤマガラ、シジュウカラとちょっと違って、嘴で採ったら、そのまま飲み込んでしまいました。足に挟むことはありませんでした。鳥によって食べ方が違うようです。
最後はコゲラさん。コゲラも採ったらそのまま飲み込むタイプ。メジロより飲み込むスピードが早かったです。採ったらすぐにパクッと。
このように鳥によって実の食べ方に違いがあるのに気が付きました。じっくり観察すると、知らないことが分かってとても楽しいです。
【2023.2.4追記】
今日、再びこのハゼノキを訪れました。新たに2種が実を食べていたので、追記します。
まず、ツグミ。体が大きいので、余裕で実を丸呑みしてました。
次はジョウビタキ。ルリビタキと同じように、ホバリングして実を採っていました。
もう残っている実が少なくなってきたので、この木で鳥見ができるのは、後しばらくでしょう。
【2023.2.12追記】
観察していたハゼノキの実は、ひとつ残らずなくなりました。
別のハゼノキにシロハラがやって来ました。ツグミと同じで、その場でパクッと丸呑みでした。