花にミツバチが集まっているなと思ってみていると、少し違和感があるハチがいました。触角が明らかに長いのです。大きさはミツバチと変わりません。調べると、ニッポンヒゲナガハナバチでした。オスの方が触角が長いそうなので、下の写真はきっとオスですね。また知らない虫に出会えました。
続いては、ヒゲナガガの仲間です。名前の通り「ヒゲ（触角）が長い蛾」です。その長さは半端ありません。体の１０倍近くあります。こんな長い触角を持っているのに、触角を上にしてフワフワと飛び回ります。どうしてこんな長い触角が必要なのかは、よく分かりませんが、何かの役に立っているのでしょうね。
ここでは、これまでに見た３種類のヒナガガガを紹介します。みんな名前が「ヒゲナガ」で終わっていますが、間違いではありません。なぜか最後の「ガ（蛾）」が省略されているのです。最初に名前を付けた人が、蛾と思わなかったのかな。
クロハネシロヒゲナガ
ウスキヒゲナガ
ホソオビヒゲナガ
