鳥を観察するために、川岸を歩いていると、河原に5羽くらいのアゲハが集まっているのを見つけました。不思議な風景だったので、近寄って見ると。。
白い糞(サギの糞かな)に口吻を伸ばしていました。以前にも、ウラギンシジミやルリシジミが、鳥の糞を吸っているのを見ていたので、同じ行動だなと思いました。ナトリウムやアンモニアを摂取し、筋肉を動かしたり、繁殖するために必要な栄養を採っているそうです。
そして今回、この吸水行動をしているのが、すべてオスのアゲハであることに気が付きました。夏型(越冬していない)のオスのアゲハは、翅の模様の白黒がはっきり(コントラストが強い)していて、後翅の表側に橙色の斑がありません(全面、黒と黄白色のみ)。春型のオスメス、夏型のメスには、橙色の斑があるので、区別ができます。写真を見てもらうと分かりますが、みんな橙色斑がないので、全てオスだったのです。また調べると、このような行動をするのは、オスだけらしいのです。知らなかった!