星のかけら ブログ

岐阜県東濃地方を中心に鳥や虫などを観察しています。私たちのまわりには不思議がいっぱい散らばっています。虫嫌いな人はごめんなさい。たまに可愛い芋虫も出てきます。

キリギリスと間違えた!〜コロギス

今日出会ったバッタの仲間、立派な産卵管を持ち、透き通るよな緑色をしていました。どう見てもキリギリスの仲間と思い、帰ってから「キリギリス 種類」で検索してみました。ですが、なかなか一致する写真が見つかりません。そもそも産卵管が上に反り返っているのがおかしい。珍しいキリギリスを見つけたのかとワクワクしました。

試しに、図鑑(学研の図鑑 昆虫)を開いてみると、あれ?キリギリスの二つ下に掲載されていました。名前は「コロギス」。ネットに頼ったのが、失敗でした。再び、ネットでコロギスを調べると、コオロギとキリギリスの中間的な仲間で、コロギス科の昆虫でした。名前のコロギスも、ギキリを縮めて、付けたんでしょうね。

このコロギス、不思議な生態を持っているそうです。まず、鳴かない!その代わりに脚を打ち鳴ら(タップ)して、メスにアピールするそうです。そして、夜行性で、自分で糸を出して葉を丸め、それを巣にして、昼間は隠れているそうです(芋虫やクモがするように)。だから昼間に出会うことは滅多にないそうです。今日はどうして出てきたのでしょうか。