久しぶりにエナガの群れに出会いました。その群は、親鳥と5羽くらいの幼鳥の家族でした。幼鳥は巣立ちからしばらくたっていて、元気よく飛び回って餌を探していました。でも、親鳥のようにピンク色の部分がなく、顔が全体的に黒茶色です。また、長い尾が整っていなくてボサボサした感じに見えます。ですから一目で幼鳥であることが分かります(上の写真)。
そのとき、エナガの群れが集まっているのがコナラの木であることに気付きました。また、その葉には、ハマキガという蛾の幼虫の巣(葉を筒状に巻き付けたもの)が沢山ついていました(下の写真)。エナガはここに幼虫がいることを知っていて、それを餌として探していたのでしょう。おそらく親鳥は、幼鳥に「ここに芋虫がいるんだよ」ということを教えていたのだと思います。