星のかけら ブログ

岐阜県東濃地方を中心に鳥や虫などを観察しています。私たちのまわりには不思議がいっぱい散らばっています。虫嫌いな人はごめんなさい。たまに可愛い芋虫も出てきます。

この冬初めてのツグミ

今朝散歩に出ると、家の前の電線にツグミが数羽止まっていました。この冬初めてのツグミです。長旅お疲れさまでした。

月とイカルのツーショット

近くの公園にイカルの群れが来ていました。ちょうどイチョウに止まったイカルと、明け方の半月が一緒に見えたので、写真に撮ってみました。偶然ですが、ちょっと形が似ていると思いませんか。 冬になって山の方から降りてきたのでしょう。十数羽の群れを作っ…

川に変な動物?〜カワアイサ

川沿いを散歩していると、3匹の動物(?)が下流に向かって移動していました。頭が茶色で体が灰色。こんな動物見たことがない! すると突然立ち上がりました。羽と嘴がある!動物ではなく鳥でした。冬鳥のカワアイサです。この川は浅くて、潜ることができな…

冬鳥到来2〜ベニマシコ

公園を散策していると、林の中に普段見ない鳥がいました。ジョウビタキに似ていますが、羽の白い紋が二つあります。ベニマシコのメスです。夏に北海道で繁殖して、冬になるとここ岐阜県にもやってきます。林の中にいて、写真が少し暗いですが、アップします…

冬鳥到来〜ジョウビタキ

今年も冬鳥がいつ渡ってくるのか楽しみにしていました。毎週通っている公園で、最初に出会った冬鳥がジョウビタキでした。ヒーヒーと高い声で鳴くので、すぐに気が付きます。それに突然目立つところに現れるので、写真の被写体としても最適です。 今朝、隣家…

秋の渡り(2)〜ノビタキ

職場の草地で2羽のノビタキに会いました。色の濃い雄(写真上)と色の薄い雌(写真下)です。雄は、頭も羽も黒くなく、すっかり褐色の冬羽になっています。雌雄が一緒にいたのでカップルに見えましたが、繁殖期ではないので、たまたまだったのかもしれません…

秋の渡り(1)〜コシアカツバメ

朝起きると、家の前の電線に百羽単位のコシアカツバメが止まっていました。これから南に渡っていく集団だとすぐに分かりました。しばらく見ていると、この集団が一斉に飛び立ち、上空を埋め尽くしました。あまりの数の多さに圧倒されましたが、あっというま…

秋の訪れを教えてもらう〜モズの高鳴き

今日は9月1日。朝起きると、窓の外からキチキチキチキチと騒がしい声が聞こえてきまました。誰かと外を見ると、隣家のテレビアンテナの上にモズが止まっていました。声の持ち主はモズでした。モズは秋になると「高鳴き」と呼ばれるさえずりをするようになり…

小さな猛禽〜チョウゲンボウの幼鳥

上の写真は、チョウゲンボウの幼鳥です。意外に小さく、ハトぐらいの大きさです。近所のスーパーの屋上で繁殖したらしく、今、巣立ちした数羽の幼鳥が周りを飛び回っています。上の写真のときは、川で餌を探しているようでしたが、何を探しているのかはわか…

大家族〜カルガモの親子

カルガモの親子に出会いました。それも子供が9羽もいます。今まで見たカルガモの家族では一番多い数です。カルガモの子供の生存率はそんなに高くないと聞きます。全滅することもあるそうです。ネコなど肉食の動物、カラス、猛禽類などに捕まるからです。この…

もうすぐ独り立ちします〜ヤマガラとシジュウカラ

この時期、鳥たちの巣立ちが始まり、親からの給餌も終わり、幼鳥たちは自分達で餌を採るようになってきました。今日のバードウォッチングでは、カラ類のうち、ヤマガラとシジュウカラの幼鳥が自分で餌を採って食べている様子を見ることができました。ヤマガ…

がんばれお父さん!〜ハクセキレイの親子

マンションのベランダから、ハクセキレイの親子を見かけました。巣立ち直後の幼鳥に親が餌を与えていました。このほっこりとした光景に、気付いたことが二つありました。 一つ目は、親の性別が分かったことです。この親は雄でした。雄の夏羽は、頭から背中に…

食欲旺盛なエナガの幼鳥

久しぶりにエナガの群れに出会いました。その群は、親鳥と5羽くらいの幼鳥の家族でした。幼鳥は巣立ちからしばらくたっていて、元気よく飛び回って餌を探していました。でも、親鳥のようにピンク色の部分がなく、顔が全体的に黒茶色です。また、長い尾が整…

嘴の大きな鳥が二羽一緒に〜イカルとシメ

嘴の大きな鳥が二羽一緒にいるのを見かけました。大きさ(スズメより大きくてムクドリより小さい)や形(ぽっちゃりした感じ)はほとんど同じですが、色が違います。右は頭が黒く、青い尾が目立ちます。左は全体的に茶色で、少し地味です。一見、色の違う雌…

小首をかしげて〜エナガ

エナガが小首をかしげている姿は、とても可愛いものです。この小首をかしげる仕草、実は意味があったのです。小鳥は目が左右に付いているので、横方向はよく見えます。ですが、上からもタカなどが襲ってくるので、上も警戒しないといけません。そこで、首を…

川のオギに集まるエナガ、シジュウカラ、メジロたち

最近見つけたバードウォッチングスポットに、近所の川があります。一応公園として整備されたところですが、あまり人が訪れず、静かにバードウォッチングができます。その川には、ススキ(実際にはオギらしい)が一面に生えている場所があり、そこに沢山の鳥…

オシドリが越冬のためにやってきました

私の家の前を流れる土岐川には、オシドリが毎年越冬のためにやってきます。ところが年によって数にバラツキがあり、少ないときは何があったのかとやきもきします。嬉しいことに今年はたくさんのオシドリがやってきました。どうして毎年やってくる数が変わる…

ヤマガラの貯食を見つけました!

ヤマガラが松の実を食べていました。すると、そのヤマガラが近くの藤棚に移動してきて、棚の木をつつき始めました。そしてまた松の木に戻っていきます。これを何回か繰り返していたので、何をしているのだろうと不思議に思いました。 上の写真を見て、気が付…

南へ帰るツバメたち〜コシアカツバメとショウドウツバメ

コシアカツバメ ショウドウツバメ コシアカツバメが南へ帰り始めました。朝になると数百羽の群れが家の近くを飛び回ります。そして、日が高くなるとどこかへ移動し、見られなくなります。その群れの中にショウドウツバメ(北海道で繁殖)も混じっていたので…

秋だけ見られる渡り鳥〜ノビタキ

私の住む地域で秋だけ見られる鳥がいます。ノビタキです。夏鳥ですが、中部以北の高原で繁殖します。霧ヶ峰高原に沢山いるのを見たことがあります。ですからこの辺りには夏はいません。一方、冬は大陸の南のほうに渡ってしまいます。ちょうど北から南に渡る…

エナガの幼鳥〜ただいま換羽中!

サイクリング中に10羽くらいのエナガの群れに出会いました。冬に見るエナガと違って、白黒のコントラストがあいまいで、ピンク色の部分がなく、尾羽がみすぼらしく見えました。多分今年生まれた幼鳥だろうなと思い、写真を撮って帰りました。 帰って調べると…

ツバメの混群〜台風の影響?

飛び回るツバメの群れを見かけました。南へ渡る前に集結しているんだろうなと見ていると、どうも大きさの違うツバメが混ざっているようです。腰が白いツバメもいます(イワツバメ?)。たまたま電線に止まっていたツバメを撮ると、ツバメの群れに、ツバメよ…

カルガモ饅頭

上の写真に鳥がいるのが分かりますか。実はカルガモが11羽もいるんです。みんな丸くなってお昼寝しています。探してみて下さい。周りの石と同じような大きさなので、石に擬態しているんじゃないかな。 起きているときはこんな感じ

遅れてやって来ました〜コシアカツバメ

私の家の近くにやって来るツバメの仲間は、ツバメ、イワツバメ、そしてこの写真のコシアカツバメです。ツバメとイワツバメは3月下旬から(ほぼ同時に)見られるのに、6月になろうとしている今日、初めてコシアカツバメを見ました。かれこれ2ヶ月も遅れて…

半径1キロのバードウォッチング〜カラスとムクドリの巣立ち雛

ハシボソガラスの親子(両側の二羽の雛が口を開けて餌をねだっています) ムクドリの親子(この後、雛(手前)に親(奥)が餌を与えます) 感染症対策で遠出が出来なくなりました。もちろん公園にバードウォッチングに行くこともできません(少し離れている…

まちがい探しクイズ~ツバメのご夫婦

ツバメの子育てがあちこちで始まりました。上の2枚の写真は、親が子どもに給餌しているところです。どうして2枚あるかというと、みなさんに違いを探してほしいからです。分かりましたか。実は、2枚の写真の親が上が雌で下が雄、つまり母親と父親なのです…

中古物件?〜コシアカツバメの巣跡を使うスズメ

近所のコンクリート建物の壁にコシアカツバメの巣を見つけました。普通のツバメと違って上に開いているお椀型ではなく、軒先に下から張り付くように作られています。しばらく見ていると、なんとスズメが入って行きました。雛の声も聞こえます。コシアカツバ…

和風?洋風?〜メジロの巣跡

公園でメジロの巣跡を見つけました。苔とクモの巣で丈夫に作られた巣です。使われてからもう一年近く経つはずなのに、まだ綺麗な状態で残っています。なんか芸術作品のように思いました。 近くでこんな巣跡も見つけました。苔の代わりにビニール紐が使われて…

見つめられて2〜エナガ

前回に引き続き再び鳥に見つめられました。今度はエナガです。 2羽のカップルが、巣作りの準備なのか何かを探しているようでした。一生懸命でこちらのことに気が付かなかったのでしょう。2メートルくらいの距離に近付いてきました。やっぱり小鳥は小首をか…

見つめられて〜オオマシコ

バードウォッチングに行くと、見つけた鳥との距離を保つのはとても大切です。近付くと飛んで逃げてしまうからです。ところが先日、鳥(オオマシコ)の方から近付いてくるラッキーな出来事がありました。そして、こちらを見つめてきたのです。シャッターを切…